「生涯にわたって、やりたいことができ、生活習慣病にならずに健康になりたい」
それは、誰もの願いなのではないでしょうか。そのためには、栄養バランスの良い食生活
を送り、適度に運動を行い、適度に休んでストレス解消し、体力と気力を養うことが大切
です。
しかし、運動は余程意識して行わない限り、習慣化できないようです。そこでおすすめな
のが、いつでもどこでも気軽にできるウォーキングです。
〈ウォーキングのうれしい効果〉
「歩く」ことは健康づくりに最適な有酸素運動です。有酸素運動とは、長時間かけて体内
に酸素を取り組む運動のこと。持久力に優れ、体に蓄えられた脂肪の分解が進んでいとい
う特徴があります。
①高血圧を抑える
血液がスムーズに流れ血圧が低くなる。
②糖尿病を防ぐ
血糖値が下がり、治療と予防につながる。♪ちょっとコツ♪朝タ20分以上ずつ行う。途中で
筋力トレーニングを入れると効果的。
③肥満を防ぐ
効率的に脂肪を燃やし、また脂肪を分解するホルモン分泌を高める。♪ちょっとコツ♪でき
るだけ長時間、毎日のように気長につづける。
④脳卒中や心疾患を防ぐ
原因となる血液中のLDLコレステロールや中性脂肪増加をおさえ動脈硬化を予防する。♪ち
ょっとコツ♪ウォーキングの中にジョギングなどの少し強い運動を入れると効果的。
⑤老化を防ぐ
筋力の衰えを防ぐので膝、腰の痛みを軽減する。細胞を活性化させるので、脳や身体の若
さを保つ。
⑥骨粗しょう症を防ぐ
骨に刺激が加わり、骨形成を盛んにし、カルシウムが貯蓄される。
⑦ストレスの解消
気分も爽快になる。
⑧便秘を防ぐ
食の吸収、排泄を良くすると共に体の中の解毒作用にもなる。♪ちょっとコツ♪大きく深呼
吸することで横隔膜の動きを活発にする。
〈歩く前のチェックポイント〉
ウォーキングはもっとも危険の少ない運動です。ふだんから運動不足の人や、また健康状
態に異常がなくても、その日の体調や環境に合わせたウォーキングをしましよう。
▼ウォーキング前、2日酔いや睡眠不足、熱がある。ウォーキング中、急な吐き気やめまい
、呼吸困難が起きたら中止する。
▼病気のときは医師の指示に従って歩く(血圧が高い・腰痛・心臓疾患・糖尿病)。
▼脈拍を測ってみて限度をこえないように注意する。
▼空腹時と満腹時は歩かない。
▼暑い日のウォーキングは水分補給を十分にする
▼天気の悪い日は無理に歩かない。
〈効果的なウォーキングの目安〉
<距離>…1日1万歩を目指そう。
日本人は1日に約300キロカロリー余分にエネルギーを摂取していると言われています。歩
行にすると1万歩でちょうど300キロカロリー、距離にして約7㎞になります。
<回数>…週1回では効果なし。
最低で2回、できれば3~4回は目標に、もちろん毎日でも、疲れすぎない程度に。
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1HeHpEyMPPBNmv7cxOW9Z4qEIKB7bM16O |
---|---|
大分類 | テキスト |
資料コード | 008455 |
内容コード | G000000777-0014 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第297号(2002年4月) |
ページ | 11 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2002/04/10 |
公開日 | 2023/12/15 |