なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

11~13世紀頃の御嶽か? 町内遺跡の発掘状況

5月から8月にかけて、津波古から大里村に抜ける坂の途中で発掘調査を行いました。
そこでは、大きな岩の下に、こぶしの三倍ほどの石を二段から三段積んだ石積を中心にした平場構造が確認されました。写真は、その状況を写したものですが、御嶽のように見えます。時代は、出てきた遺物(グスク土器や類須恵器・徳之島産陶器)から判断すると、11世紀から13世紀ごろではないかと考えられます。
この調査結果からは、調査地周辺に同時期に集落があった可能性や、字津波古の歴史を踏まえると、大里グスクと関わりがあることも推測されます。
さて、字津波古の歴史はどこまで古くなるのでしょうか?

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大分類 テキスト
資料コード 008454
内容コード G000000771-0005
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第295号(2002年2月)
ページ 5
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2002/02/10
公開日 2023/12/15