任期満了に伴う佐敷町長選挙は、8月26日に投票が行われ、即日開票の結果、現職の津波元德氏が三選を果たしました。
三期目初登庁日となった9月17日には、役場中庭で大勢の職員が拍手をもって出迎えました。就任のあいさつで津波町長は、「町民本位の町政を基本に、豊かで住み良い活力あるまちづくりに全力を尽くしたい」と述べ、職員の奮起を促していました。
町長就任のあいさつ
去る8月26日の町長選挙で、町民の負託によりまして当選し、9月17日から佐敷町長として引き続き三期目の就任をいたしました。
私は町民の皆様の温かいご支持・ご支援をいただき、8年前の平成5年9月17日佐敷町長に就任以来、今日まで二期8年にわたって、町民本位の町政を基本姿勢に、明るく住み良い町づくりに努めてまいりました。おかげを持ちまして、福祉・健康・教育・文化・産業など行政の各分野において町勢発展の礎となる成果を挙げることができましたのも、町民をはじめ、関係各位の心からなるお力添えのたまものであり、改めて厚く御礼を申し上げます。
21世紀を迎え、佐敷町をさらに夢と希望の持てる活力ある町にするためには、佐敷シーガーデン構想、ヘルシーリゾート構想、全町植物園化構想、福寿のまち構想、島尻ネットワーク形成構想の五大構想を核とする第三次総合計画の着実な推進が強く求められています。
いうまでもなく、町政の主人公は町民であります。私はこれまで培ってきた貴重な経験や教訓を生かし、職員一丸となって行財政改革・情報公開.個人情報保護制度の推進等に取り組み、より透明性の高い町政の確立に努め、町民・行政が信頼と強調の絆で結ばれた共同参画型のまちづくりを進めてまいります。
そこで町政の運営にあたっては、平和憲法の理念を尊重しつつ、地方自治の本旨にのっとり、次の点を基本姿勢に誠心誠意頑張る決意であります。
一.産業を振興し、住み良い生活環境の整備を図り、町民に夢と希望を与える明るい町づくりを目指します。
一.自然を大切にし、教育文化の向上を図り、人間的なふれあいと潤いのあるまちづくりを目指します。
一.健康と福祉を大事にし、平和なまちづくりを目指します。
以上の三点を町政運営の基本に初心を忘れることなく常に町民の心を心として、町民福祉の向上、町勢発展のため精魂を傾けてまいりたいと存じます。
国際化、情報化、少子高齡化、地方分権の進展など時代は今変革の中にありますが、町の進むべき方向を正しく見据えて舵を取ることが大切です。そのためには町民各層の幅広い意見を町政に反映させることが必要であり「町民参加」「公正・公平」「対話と協調」「思いやり」を基調に町政運営を推進してまいります。
町民の皆様をはじめ関係各位のご指導とご鞭燵の程心からお願い申し上げます。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008454 |
内容コード | G000000767-0002 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第291号(2001年10月) |
ページ | 2-3 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2001/10/10 |
公開日 | 2023/12/15 |