~佐敷町健康の町推進目標~
〈たばこと全身のがんの関係〉
たばこの害といえば肺がんがよく知られていますが、たばこは肺がんだけではなく、全身
のほとんどのがんの発生と関わりがあります。たばこを吸う人は吸わない人に比べて、喉
頭がん、肺がん、食道がんなどがかかりやすくなっています。また、たばこは、がんの他
にも心臓病や脳卒中をはじめとする生活習慣病の原因ともなっています。
〈生活を見直そう〉
①喫煙指数
「1日に吸った本数×吸った年数」(喫煙指数)が400を超えると肺がん危険域に入るといわれ
ています。
②喫煙開始年齢
たばこを吸い始めた年齡が低いほど、肺がんや心臓病などの危険性が高まります。
③フィルター
体内に入れるニコチンやタールを少しでもカットするには、フィルターつきものを。
④吸う長さ
吸い口近くまで吸えば吸うほど体内に入る有害物質が増加します。
⑤吸い込み方
たばこの煙は深く吸い込まず、なるべく浅く、ふかす程度に。
⑥イライラ
たばこが切れるとイライラしたり集中力が低下する人は、体が常にニコチンを欲する「ニ
コチン依存症」になっている可能性大です。
⑦ニコチン/タール
ニコチンやタールの含有量の少ない銘柄に変えたからといって、害が少なくなるとは限り
ません。
⑧たばこの害
たばこの害について十分な知識を持っていますか?たばこが、あなたや周囲の人の健康に
与える影響について確認してみましょう。
⑨たばこと体重
禁煙すると食事がおいしくなりつい食べすぎてしまう人もいるようです。食生活と運動に
気を配れば、体重増加は防げます。
⑩受動喫煙
たばこを吸わない人も、喫煙者のたばこの先から出る煙(副流煙)や喫煙者が吐き出した煙
を吸うことで、受動喫煙によるさまざまな健康被害を受けています。
〈思いきって禁煙するには〉
体によくないと分かっていても、なかなかやめられない人は多いのではないでしょうか。
たばこを吸っている人の7割はやめたいと思っているにもかかわらす、なかなかやめられ
ない現状のようです。
禁煙するには、主として「減煙法」と「断煙法」の二つの方法があげられます。
減煙法は、徐々にたばこの本数を減らしていく方法。でも、吸い込む回数が増えたり、根
元まで吸ったりしがちで、一日十本以下になるとそれ以上減らすのが苦痛になり、禁煙前
の本数に戻ってしまうことが多いようです。
断煙法は、最初からきっぱりたばこをやめる方法。禁煙による苦痛が短期間で解消できる
為、成功率が高い方法です。
禁煙がなかなか実行できないのは、意志が弱いからではなく、ニコチンが強い依存性を持
つため。
あきらめすに禁煙にチャレンジしてみませんか。
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1WB3FkcNt7pNC3-ICH3UnNX1M375x1ukA |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008454 |
内容コード | G000000764-0016 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第288号(2001年7月) |
ページ | 11 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2001/07/10 |
公開日 | 2023/12/15 |