なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

保健婦だより 健診結果の生かし方 ~セルフコントロールの指標に~

 健康診断は、生活習慣病をはじめとした体の異常の有無を発見したり、自分の健康状態を知るよい機会でもあります。

〈健診で何がわかるの?〉
 健診で行われる検査は、体の中に病気の兆候があるかないかを、大づかみに診断するスクリーニング(ふるい分け)検査です。

〈健診結果の生かし方〉
  「要精検と言われたら、疑わしいところがあるので、もう少し詳しく調べてみましょう」ということで、病気と診断されたわけではありません。きちんと精密検査を受けて、病気が早期に発見できれば、早期に治療もできます。怖がることなく早めに受診しましょう。
 今回は、異常なしと言われた方も、より健康な状態を維持するために、健診の結果に注目していってください。

〈住民検診後の結果説明・健康相談を終えて〉
 「自分の健診結果について理解し、健康な生活が維持できるように、改善すべき点は見直していこう」ということで、住民検診の結果説明会及び健康相談を、6月に各字公民館で行いました。
 4月に実施した住民検診では751人が受診されました。
結果について見ますと、7割近くの方に何らかの異常が見られました。異常の内訳を見ると、左図のようになっており、これらの所見は、そのまま進行しますと生活習慣病を引き起こしてしまいます。
 わが町においても積極的に健康づくりに取り組んでいる人が増えてきました。ウォーキングやジョギングをしている人もよく見かけますし、食生活に気を付けている人も増えてきており、とてもよい傾向だと思います。

〈健康は何よりも宝〉
 健診は、健康のチェックをする出発点です。自分の健診の結果について理解し、医師からの注意があれば、それに従って治療を受けたり、食生活を改善したり運動を取り入れたりし、さらに健康になるよう努めていきたいものですね。
  「健康であることは、何よりも宝」とは、地域の高齢者の口癖です。自分の夢、生きがい、家族の幸せの為にも『健康づくり』を一人一人ができることから始めていきましょう。

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大分類 テキスト
資料コード 008453
内容コード G000000748-0019
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第276号(2000年7月)
ページ 11
年代区分 2000年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 2000/07/10
公開日 2023/12/14