「芸能人は歯が命」というテレビCMが以前ありましたが、何もそれはタレントに限ったことではありません。
歯は、人間が生きていく上で必要なエネルギーや栄養素を摂取するため、食物を体内に取り込むのに不可欠な骨組織です。
さて、今回は素晴らしい歯の持ち主お2人をご紹介します。
<よく噛んで食べて丈夫な歯>
當眞登美さん(80歳)は日記を書くのが趣味という仲伊保にお住まいの元気な女性です。
成人の永久歯は、全部で32本ありますが、當眞さんは、何と28本が健在で、しかも虫歯は皆無。これは、80歳を超える方では非常に珍しい数字です。さぞや食事や歯のお手入れに苦心しておられると思いきや、意外なお答えが返ってきました。歯磨きは朝一回のみで、チョコレートなどの甘い物が大好物とのこと。
どこに丈夫な歯の秘訣があるのかと話を伺ううちに、當眞さんのしっかりした身のこなしから、身体全体が健康であることに気付きました。幼い頃から、肉、せんべいなどの堅い物は、どんなものでもよく噛んで食べるということに気を付けていたそうです。そのバランスの良い食生活にヒントがあるように感じました。
食事は、何でもおいしく頂く。これが健康な身体、そして丈夫な歯を作り出しているのでしょう。
<白い歯は歯磨きと定期検診で>
屋良景幸さん(83歳)は、ゲートボールや三味線にと、実に活動的な冨祖崎にお住まいの男性です。
先ほどの當眞さんと同様、お餅などの甘い物が大好きですが、食後の歯磨きは欠かせないとおっしゃっていました。また、毎年歯科医院で定期検診を受けるなど、歯の健康への情熱を感じました。
屋良さんのきれいな歯を守ってきたのは、モットーとして話された、偏食をせずに何でも食べること、堅い物もよく噛んで食べることに関係があるように思えます。
とても80歳を超えた方とは思えない、立派な体格の持ち主です。
<良い食習慣で丈夫な歯を>
お2人に共通して言えることですが、偏りのないバランスのとれた食習慣が健康な身体を作り、ひいては丈夫な歯を作りだしているのだ、ということを痛感しました、突然の訪問にも快く応じて下さった屋良さん、當眞さんのきれいな白い歯と笑顔が印象的でした。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008453 |
内容コード | G000000747-0006 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第275号(2000年6月) |
ページ | 5 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2000/06/10 |
公開日 | 2023/12/14 |