訪問調査で調べることと要介護の状態ってどれくらい?
介護保険の認定請求をすると、役場から介護保険調査員がお宅に伺い、どれくらいの介護が必要かを確認します。この訪問調査で調べる内容は、全国統一のもので、その結果は、コンピュータで処理され、一次判定結果となります。
一次判定結果及び訪問調査の特記事項と主治医の意見書が、介護認定審査会の審査判定の資料となります。
訪問調査で確認すること
1.概況調査
被保険者番号、氏名、現在受けている介護サービス(訪問介護、施設利用など)の状況、居住環境、虐待の有無など。
2.基本調査
・麻痺の有無・関節の動く範囲の制限・寝返りの状況・立ち上がりの状況
・床ずれの有無・飲み込むこと・排尿後の後始末・食事摂取・清潔/口腔
・意思の伝達・金銭の管理・日課の理解・問題行動・物忘れ・寝たきり度
・過去14日間に受けた医療(処置内容・特別な対応・失禁への対応)
3.特記事項
基本調査では表現できない調査対象者の状況など介護認定審査会で認定される要介護状態区分
自立(非該当):社会的支援を要する状態には至っていない状態
要支援:社会的支援を要する状態
●身の回りの世話の一部に何らかの介助が必要
●複雑な動作に何らかの介助を必要とすることがある
●排泄や食事はほぼ一人でできる、など。
要介護1:部分的な介護を要する状態
●身の回りの世話や複雑な動作に何らかの介助が必要
●移動の動作に何らかの介助を必要とすることがある
●排泄や食事はほぼ一人でできる
●問題行動や理解の低下がみられることがある、など。
要介護2:軽度の介護を要する状態
●身の回りの世話や複雑な動作及び移動の動作に何らかの介助が必要
●排泄や食事に何らかの介助が必要とすることがある
●問題行動や理解の低下がみられることがある、など。
要介護3:中度の介護を要する状態
●身の回りの世話や複雑な動作が自分一人でできない
●移動の動作が自分でできないことがある
●排泄が一人でできない
●いくつかの問題行動や理解の低下がみられることがある、など。
要介護4:重度の介護を要する状態
●身の回りの世話や複雑な動作がほとんでできない
●移動の動作が一人でできない
●排泄がほとんどできない
●多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある、など。
要介護5:最重度の介護を要する状態
●身の回りの世話、複雑な動作、移動の動作、排泄や食事がほとんどできない
●多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある、など。
言葉の意味身の回りの世話→身だしなみや居室の掃除など、のこと
複雑な動作→立ち上がりや片足での立位保持など、のこと
移動の動作→歩行や両足での立位保持など、のこと
問い合わせ 福祉課 947-6219
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=19kOjxVghZ6ADZRPYzMjdXRAU0DCBwf-a |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008453 |
内容コード | G000000747-0004 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第275号(2000年6月) |
ページ | 3 |
年代区分 | 2000年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 2000/06/10 |
公開日 | 2023/12/14 |