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西暦2000年問題とは?

西暦2000年問題とは、コンピュータが西暦年数の下二桁のみを扱っている(例えば、西暦1998年なら98)ことにより、1999年から2000年になる際、「00年」を2000年ではなく、1900年と認識してしまう問題です。
技術的には単純な問題ですが、この仕組みが私たちの生活に深く根づいているコンピュータに広く内在しているため、様々な形で問題が発生する可能性があります。
もし適切な対応がなされなければ、この技術的問題が原因となり、例えば、金融、エネルギー、通信、交通、医療といった日常生活を支える重要分野において問題が発生する可能性があります。
また、2000年問題は原因となる機器と同一の機器が多数存在することがあるため、特定の日時に同時多発的・広域的に発生する可能性があるという特有の問題としても捉えられています。
しかし、2000年問題は、その対応を充実させることにより、問題が発生する確率を確実に低減させることができます。
対応方法など詳しくは、製品を販売した会社へお問い合わせください。

町役場では
現在、町の15課で住民情報や財務会計、水道管理システムなどコンピュータ関連の17システムが運用されています。町では本年度から新しい電算システムを導入しましたが、各業務とも設計の段階から西暦2000年問題を意識してシステム構築を行ってきています。そのため、去る10月27日に西暦2000年問題対応模擬テストを実施しましたが、その結果、特に大きな問題点は確認されませんでした。
町では今後、行政サービスに影響を及ぼさないように適切な対処策を講ずるとともに、要警戒期間(12月31日~1月1日)の待機・監視体制を整えるなど万全を期していきます。
○問い合わせ先町役場総務課TEL947-6211

ダウンロード https://docs.google.com/uc?export=download&id=1MboyJxBzQISPU7ZAjppQgCWu6w6pck1D
大分類 テキスト
資料コード 008452
内容コード G000000737-0005
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第269号(1999年12月)
ページ 4
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1999/12/10
公開日 2023/12/14