健康診断や検査では、異常値は出ていないが、普段の生活習慣が気になっている、あるいは、検査を受けてないので、病気の予防や健康づくりについてアドバイスが得られない、という方など、コンピュータによる健康診査はいかがでしょうか?
このコンピュータ健康診査事業は、5年の間に65歳未満の一定年齢の方を対象に行う予定です。
コンピュータ健康診査票が届いた方は、ぜひ回答して頂くようご案内いたします。
(コンピュータ健康診査とは)
コンピュータ健康診査は、その人の自覚症状や普段の生活習慣等をアンケート方式で答えてもらい、健康状態等の判定や生活習慣改善の実践をアドバイスするものです。
よって、検診のような検査や測定を行うものではありませんが、健康づくり生活に必要な生活情報として活用できます。
Ⅰコンピュータ健診の流れ
①個人に調査票配布→②個人により回答記入→③回答用紙の回収→④情報処理センターでコンピュータ分析、個人指針表作成→⑤個人へ健康づくりの指針表提供
Ⅱ調査内容
・疾病予防管理・食習慣及び塩分甘味摂取・栄養のバランス・し好品・心の健康づくり・運動習慣
Ⅲ特徴
①自分の健康状態、生活状態がわかり、健康について考えるいいチャンスとなる。②疾病や健康づくりなど、具体的なアドバイスが得られ、健康づくりを“やってみようかな”という気になる。③アンケート方式により手軽で簡単、忙しいあなたにもピッタリ④無料。
例えば、ストレスや睡眠不足が原因で血圧が上がっている場合、コンピュータ健診では、その原因となっているストレスや睡眠不足もチェックされるので、本当の意味での健康度がわかり、その対策ができます。
指摘された項目があれば、それを生活の中で注意し、年一回の定期検診で効果を確認するなど、検診と併せて活用してください。仮に「要医療」が変化なく「要医療」であっても、あなたの努力が、本来もっと悪くなっていたのを防いでくれているのかもしれません。
すぐ目に見える効果も大事ですが、健康づくりは、あせらず気長に続けていくことが大切です。〈10人のうち1人が糖尿病!?〉
町で毎年行われている基本健康診査(住民健診及び人間ドック)では、約7割の方が何らかの有所見者となっています。その中でも中性脂肪や総コレステロールといった循環器系の所見は、常に上位にあります。
3大成人病(生活習慣病)といわれるガン・心疾患・脳血管疾患の危険因子の1つである高血圧や、年々増えているという糖尿病は約10人に1人の割合で現れています。
これらは遺伝や体質の他、長い間の生活習慣が大きく影響しています。町ではこれを受けて、今後は高血圧と糖尿病予防教室を開催する予定です。
〈自分の健康は自分でつくる〉
~という気持ちで、ひとりひとりが健康づくりに取り組んでいけるよう、町では健康づくり事業を行っているところです。このコンピュータ健康診査事業も皆さんの健康づくりを支援することにお役にたてればと考えています。
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1rSTpuEeSqmwQnuV5gH9SDU6P0aSTb8PK |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008452 |
内容コード | G000000734-0008 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第266号(1999年9月) |
ページ | 7 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1999/09/10 |
公開日 | 2023/12/14 |