東部消防組合の救急救命士の業務運用開始式が、4月30日、南風原町の同組合本部構内で行われました。
東部消防組合では、平成3年の救急救命士法の制定以後、救急救命士の有資格者を採用したり、消防職員を養成所に派遣したりと、6人の救急救命士を配置。5月1日の業務運用開始に向けて、重度傷病者の搬送のために使用する高規格救急自動車の購入や、救急救命士の病院実習などを行ってきました。県内で救急救命士業務の運用を始めているのは、那覇市、浦添市、与勝消防組合、金武地区消防組合、具志川市に次いで東部消防組合は6番目となっています。
救急救命士は、重度のけが人や急病人を病院に搬送するまでの間、救急車から電送システムや携帯電話などを使い、心電図の送信や患者の情報を医師に報告。その医師の指示を受け、今までの救急隊員ができなかった特定の医療行為ができるようになりました。それにより、重度傷病者の救命率のアップが期待されています。
開始式では、救急救命士による心筋梗塞患者救命のシミュレーションも行われ、参加者らは真剣な表情でその様子を見ていました。
初夏の風物詩
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1Vm0FOG2oNA9V6dPlzoFhr_NuRAKTFvRu |
---|---|
大分類 | テキスト |
資料コード | 008452 |
内容コード | G000000731-0005 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第263号(1999年6月) |
ページ | 4 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1999/06/10 |
公開日 | 2023/12/14 |