なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

今度はおこくの森で森林浴

昨年の広報さしき8月号で、字佐敷のパイロットモデルフォレストという試験林を「さしきの森で森林浴」と題して紹介したのを覚えていますか。今回は、第2談。
だから「今度は、おこくの森で森林浴」なのです。

「おこくの森」は、正式には「小谷自然観察の森」といいます。
この森は、夏になると子どもたちが蝶やグワガタなどの昆虫採集によく訪れています。その子どもたちや隣接する厚生年金休暇センターを訪れる人々、日頃森を訪れることのない町民のみなさんに、気軽に森の自然観察や散策を楽しんでもらいたいと、このたび、案内板や樹名板と、道の途中には木のベンチを設置しました。
この森の道は、佐銘川大主が大里の大城按司のところへ行くときに使った道であることや、森の中には、ヤマモモやあまちゃづるなどがあることを、偶然お会いした字小谷の城間敏雄さんから伺いました。
城間さんの娘さんからは、リース作りに適当なツタが一杯あるという情報も得ました。
森の上では、中城湾や佐敷町がほぼ一望できる絶景ポイントがお勧め。森を下りた小谷集落には、トンネルがじゅまるや石畳道などの文化財も数多くあり、散策が楽しめます。
ただし、森の中には足場の悪いところもありますので、二人以上で、しっかりした靴と丈夫な服装でお出かけ下さいね。

小谷自然観察の森
小谷集落は県道137号線の山側です

ダウンロード https://docs.google.com/uc?export=download&id=14YLoIq_83aVJnf7bsA15954lbo-D2Lj9
大分類 テキスト
資料コード 008452
内容コード G000000730-0009
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第262号(1999年5月)
ページ 7
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1999/05/10
公開日 2023/12/14