~高齢者の転倒を防ごう~
誰もがみんな年老いていきます。そして誰もが年をとっても寝たきりにならず、健康で人の世話にならずに生活したいと願うものです。
脳卒中、老衰に次いで骨折が寝たきりの原因の3位になっています。高齢者の場合、ちょっとしたことでころんでも、老化による骨粗鬆症などが原因で、簡単に骨折してしまいます。そして骨折から寝たきりなどを招いてしまうのです。
〈お年寄りはどうして転びやすいの?〉
おもな原因は次のとおりです。
①筋力の低下
②目や耳のおとろえによる注意不足
③からだのバランスをとるのがへたになる
④平衡感覚のおとろえによる立ちくらみ、めまい、よろけなど
⑤脳卒中やパーキンソン病などの病気のため
〈家の中には危険がいっぱい〉
家の外より中なら安全と思っている人はありませんか。これは大変な間違いです。日本の住まいは、段差があったり、手すりが思うところに取り付けられていなかったりと、お年寄りにとって、とてもつまずきやすい構造になっています。
転倒しやすい場所
廊下、浴室、寝室、トイレ、階段、玄関
転倒した原因
・つかまるところがなかった
・すべりやすかった
・狭かった
・物が多かった
・暗かった
〈こんな場所にはこんな配慮を〉
玄関手すりや踏み段の設置を!
廊下物を置かないように!
階段手すりの設置を!
浴室出入口の段差を解消!
トイレ出入口の段差を解消し洋式トイレにしよう!
〈筋力や平衡感覚を保つ運動を〉
①朝起きて、洗顔し、着替えて身だしなみを整える
②ラジオ体操をする
③食事をつくる
④新聞や本を読む
⑤ものを書く
⑥積極的におしゃべりする
⑦毎日入浴する
⑧家に閉じこもらないで外に出る
日常生活で積極的に体を動かし、転倒を防ぎましょう。
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1ZHMLrR8Pkof5rIxO9pmmKDFrAcYLPcgo |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008451 |
内容コード | G000000721-0010 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第257号(1998年12月) |
ページ | 10 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1998/12/10 |
公開日 | 2023/12/13 |