介護保険は老後の安心を皆で支える仕組みです
わが国は、これからますます高齢化が進み、21世紀の初めには、人口の25%、4人に1人は65歳以上の高齢者になると言われています。
またそれに伴い、介護の必要な高齢者(要介護者)の大幅な増加も見込まれています。
このような背景の中、要介護者のいる家族だけが負担を抱えることには限界があり、介護を社会全体で支えて行こうというのが、介護保険制度です。
介護保険のしくみ
介護保険は、これまで公費で行われてきた社会福祉制度のうち、高齢者の福祉と医療に関する部分を社会保険方式に変更するものです。
この制度では、佐敷町が保険者となり、保険料の徴収や保険給付を行います。また、65歳以上の方を第1号被保険者、40歳から64歳までの方を第2号被保険者として、保険料の支払いを義務付けています。
要介護者へのサービスの種類は、在宅サービス(ホームヘルパーの派遣、訪問看護など)と施設サービス(特別養護老人ホーム、老人保健施設などへの入所など)があります。これが月々の保険料と、利用者の支払う1割の負担金によって利用出来るサービスです。
介護保険料はいくら
制度開始時の第1号及び第2号被保険者の保険料は、月額2,500円程度(平成7年度試算)と考えられています。
しかし厳密には、住んでいる市町村や加入している医療保険などで保険料は異なります。保険料は、平成11年度には決まります。
介護保険のメリット
介護保険のメリットは、今までの行政が措置するという福祉給付サービスと違い、利用者によるサービスの選択が可能になることにあります。
その他にも、介護サービスを取り扱う民間事業者の参入による民間活力の活用と、サービスの効率化が期待出来ます。
要介護認定とは
介護サービスを利用するには、利用者が「介護が必要である」と認められなければなりません。この判定を要介護認定といいます。
要介護認定をするのは
町もしくは広域に設置される介護認定審査会です。そこで、まず介護保険の対象となるかの審査と、その対象者がどのくらいの介護を必要としているがという要介護度(6段階)の判定がされます。
要介護認定はいつから
平成12年4月1日から実施される介護サービスが始まる前、平成11年10月から要介護認定を始める予定です。
介護保険字入り説明会
11月19日(木)19時津波古
24日(火)19時新里
12月1日(火)19時兼久
3日(木)19時佐敷
8日(火)19時手登根
10日(木)19時伊原
15日(火)19時屋比久
上記以外の字については、平成11年1月以降、順次行います。
今回は、おおまかな介護保険のしくみについて説明いたしました、介護保険のことについて知りたいこと、疑問に思っていることなどがありましたら、ぜひお寄せください。これからも広報さしきでお知らせしていきたいと思っています。
問い合わせ
福祉課 947-6219
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1_sI6ErtSMZVsNftm5S5RnoWXIbWpGGbz |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008451 |
内容コード | G000000720-0002 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第256号(1998年11月) |
ページ | 2-3 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1998/11/10 |
公開日 | 2023/12/13 |