共同作業所指導員 嶺井さゆり
9月も半ばをすぎ、朝夕は涼しい風を感じるようになりました。「暑い、暑い」が合言葉になっていた利用者たちからも、いつの間にかこの言葉が消え、外での作業もやりやすい季節です。
さて、去年の秋にオープンした作業所も、早いもので1周年を迎えることになりました。「へえーもう1年なのー?」そんな声が聞こえてきそうですが、本当にあっという間の1年でした。
障害者を取り巻く環境は厳しく、特に就職についてはなかなか見つからず、家の中で毎日テレビを見て過ごす、というのが現状です。そこで、障害を持つ人の働く場(人とのふれあいの場)をつくり、働く喜びと生きがいを感じてもらおうとできたのが作業所。まずは家にとじこもりがちな彼らが家から出てくることを目標に、バレーやバドミントンなどお楽しみを取り入れスタート。その後少しずつ自分たちが出来る軽作業をみつけ、暑い夏もみんなでのりきってきました。
大きなトラブルもなく無事1年を迎えられるのも、たくさんの人たちの協力があったからで、この場を借りて心からお礼を言いたいと思います。
”生き生きとした表情で作業所に通っている”そんな言葉が多く聞こえることを目標に、利用者に接していこうと新たに思います。
みなさん、これからも作業所をゆたしく、うにげーさびら。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008451 |
内容コード | G000000719-0008 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第255号(1998年10月) |
ページ | 7 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1998/10/10 |
公開日 | 2023/12/13 |