人生80年といわれている現在、長い老後をいかにして過ごすか、ということは大変重要なこととなっています。
佐敷町では、65歳以上のお年寄りの、豊かな老後と健康づくりのための事業や、介護の必要なお年寄りやその家族の方のための事業を行っています。
生きがいと健康のために
高齢者ふれあい健康づくり事業
平成7年度から開始した高齢者ふれあい健康づくり事業は、各字の公民館などに、地域住民とお年寄りとがふれあえる場を設置。地域住民とふれあうことで、社会との交流の機会や情報に乏しいお年寄りの孤独感や不安感を解消し、生活に潤いを与えることを目的としています。
各字では、次のようなことを行っています。
・各種講習会(健康づくり、料理、菊づくりなど)
・社会見学(名所見学、企業訪問など)
・スポーツ(グラウンドゴルフ、ゲートボールなど)
・奉仕作業など
現在では、小谷を除く各字で実施され、多くのお年寄りが参加。
ふれあいの和を拡げています。
高齢者生きがい健康づくり事業
将来の目標を持って老後を心豊かに生きることを目的に、高齢者生きがい健康づくり事業は実施されています。これは町老人クラブが中心となって、老人福祉センターで行っているサークル活動で、現在、次の7つのサークルが活動しています。
・陶芸同好会
・力ラオケ同好会
・囲碁同好会
・琉球舞踊愛好会
・民踊レク愛好会
・三味線研究会
・書道サークル
毎年11月頃には、日頃の成果を発表するため、老人福祉センターで『高齢者の生きがい健康まつり』が行われています。
介護の必要な方のために
老人ホーム入所措置事業
特別養護老人ホームや養護老人ホームに入所する事業。
特別養護老人ホーム…身体上又は精神上著しい障害のあるために常に介護が必要で、在宅では介護が困難な方が対象。
養護老人ホーム…身体上もしくは精神上又は環境上の理由及び経済的理由により、居宅で養護を受けることが困難な方が対象。
※入所申請後緊急度などの要因を判定した後で、待機順序が決まります。
老人デイサービス事業
援護の必要なお年寄りを特別養護老人ホーム(小谷園)に通わせることによって、こもりきりになりがちな生活パターンから社会参加へと導き、日常動作訓練、レクリェーション等により、心身機能の維持及び家族の負担の軽減を図る事業。
在宅介護支援センター事業
在宅介護に関する相談や福祉サービスの情報の提供などを行う事業(沖縄メデイカル病院内に設置)
ホームヘルパー派遣事業
ねたきりなど身体もしくは精神上の障害があって日常生活を営むのに支障があるお年寄りや重度身体障害者のいる家庭に対し、家事や介護を手伝うホームヘルパーを派遣する事業。
ショートステイ事業
常に介護が必要なお年寄りを居宅で介護している家族が、疾病等特別な理由により、居宅での介護が困難な時、そのお年寄りを一時、(原則として7日以内)特別養護老人ホームで保護する事業。
日常生活用具給付事業
在宅の援護の必要なお年寄りに日常生活用具を給付又は賃与することによって、日常生活の便宜をはかる事業。
給付種目…特殊寝台・エアーパッド・入浴補助用具(シャワーチェアー等)・歩行支援用具(杖、手すり等)・車いすなど
貸与種目…老人用電話
緊急通報システム事業
在宅の1人暮らしのお年寄りや重度身体障害者の急病又は事故などの緊急時に、迅速な救助等ができる通報システムを設置する事業。
ふれあいコール事業
在宅の1人暮らしのお年寄りや重度身体障害者に対して、定期的に電話をかけ、その健康状態の確認や心のふれあいの提供、安否の確認を図る事業。
沖縄県老人福祉医療助成事業
在宅(病院及び保健施設含む)で、排泄におむつが必要な状態が六月以上継続している寝たきりなどのお年寄りに対し、おむつ代の助成として老人福祉医療助成金存支給する事業。
これらの福祉制度の相談・申請については、福祉課へお問い合せ下さい。(TEL:947ー6219)
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1VEMwbqaNkbvcLOFcoYkEQd5SBO3eiYyT |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008451 |
内容コード | G000000718-0002 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第254号(1998年9月) |
ページ | 2-3 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1998/09/10 |
公開日 | 2023/12/13 |