-地域・異世代間交流による文化の創造-
文化のまちづくりとは?
今後五年間にわたり文化庁より助成
21世紀という新しい時代を目前にして、個人が真に新しい豊かさとゆとりを日常生活の中で実感し、充実した生き方をすることが、ますます重視されるようになってきています。
こうした中で、文化庁は「文化立国21プラン」をまとめ、文化に対して重点的に投資をしていくことになりました。このプランの中心となるのが「文化のまちづくり事業」です。全国の約50市町村を拠点地域として指定し、地域の特色を生かした個性豊かな地域文化創造への取り組みを積極的に支援していく事業です。
平成10年度は、全国から8市町村が募集され、高い競争率の中、佐敷町が文化のまちづくり事業を推進する地域指定を受けたのです。
このことにより佐敷町は、向こう5年間にわたり、文化庁から総事業費の2分の1の助成を受け、継続した文化のまちづくり事業を展開していくことになりました。
佐敷町教育委員会が今回申請した「佐敷町文化のまちづくり事業実施計画書」によると、全体のテーマを「ゆらてぃあしばなさしきんちゅ」(地域・異世代間交流による文化の創造)としています。
この事業を、沖縄・佐敷の地域独自の伝統文化を再生しながら、あらゆる世代の町民の人間関係を再構築する機会として位置づけ、「豊かな暮らし文化」を創造していくことを目標にしています。主な事業は、次のとおりです。
①青少年芸術団体育成事業
・ジュニアミュージカル
・ジュニアオーケストラ
・こども民俗芸能団
②町民参加舞台創造事業
・町民劇団の発足と公演
・町民ミュージカルの開催
③地域間芸術文化交流事業
・ラオス、パキスタン等アジアの民俗芸能交流
④さしき創造の庭フェスティバル(さしき文化まつり)
⑤その他おきでんシュガーホール新人演奏会等シュガーホールが継続的に行ってきた事業
事業の特色としては、佐敷町の直接的財産を今の子どもたちとしてとらえ、その育成と国際交流、異世代交流に重点をおいていることが上げられます。
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=129W92Erx4XXq5r2CPccadn5GgFIL5CvP |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008451 |
内容コード | G000000717-0010 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第253号(1998年8月) |
ページ | 8 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1998/08/10 |
公開日 | 2023/12/13 |