パッションフルーツを活かして
町商工会(知念温栄会長)では3月27日、むらおこし講演会を実施。特産品開発に対する会員の意識を高めました。
講師に招かれたのは、「味の素」やその関連会社などで商品開発に携わってきた野村友次氏。長年、商品開発の第1線で活躍してきた野村氏の話に、参加した会員らは熱心に耳を傾けていました。
「売れるモノ作り」をテーマにした講演の中で、野村氏は全国各地での成功例を紹介。「まずパッケージやネーミングのしかたが大切」と前置きし、さらに「おいしさ、高品質、ぜいたく感、なつかしさ、わかりやすさ、地域性、手軽さ、季節性、保存性、健康的」など、成功するために必要な条件を揚げていました。
同講演会は、商工会が実施している地域特産品等開発推進事業の一環として実施、講演会場では、これまで町内で開発してきた成果も展示されました。
紹介された特産品は、パッションフルーツを材料にした「パッシー餅」「パッシーゼリー」「パッシーケーキ」「パッシー漬」。郷土の英雄・尚巴志を意識した「尚巴志饅頭」。音楽のまちづくりのシンボル「シュガーボール」など苦心の力作ばかり。
野村氏は講演の中でそれぞれ個別に寸評。「もっとぜいたくにパッションフルーツを使っては」「食感を工夫しては」などと具体的なアドバイスを送っていました。
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1kupYhgV2eeqXRjcBs5xzBl-KYsqxWepY |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008451 |
内容コード | G000000714-0003 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第250号(1998年5月) |
ページ | 3 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1998/05/10 |
公開日 | 2023/12/13 |