現在、日本人の死亡原因の60%以上は生活習慣病(成人病)と呼ばれる、がん・心臓病・脳卒中で占められています。ほかにも肝臓や腎臓の病気、糖尿病などの生活習慣病で多くの方が亡くなっています。生活習慣病は、初期にはほとんど自覚症状がなく、悪い生活習慣が重なって長い年月をかけて進行していきます。
ぼけたり寝たきりになったりしないためにも、生活習慣を改善し生活習慣病を防ぐことが、人生八十年時代を健やかに生き抜くためのキーポイントです。
検診はその強い味方です。積極的に受診するとともに検診結果をあなたの生活に生かしてください。
基本健康診査の町の受診率は40%台と横ばい状態です。昨年の調査の結果、未受診の理由として「忙しいから」と答えた人が約八割もいました。どんなに忙しくても、自分自身のためにも家族の幸福のためにも、一日ぐらい、健康チェックの日にあてたいものです。
〈健康診断を上手に受けるコツ〉
●30代の元気なうちから、受診習慣を身につけよう!
●他の病気で通院している人もきちんと受けよう!
●毎年、決まったところで受けるようにしよう!
●「要精検」「要医療」は必ず受診しよう!
●検査結果は記録しておこう!(大切に保管し、日々の生活改善に活かそう)
●検診結果を家庭医にも報告しよう!
〈がん検診で早期発見を〉
がんの危険信号
次のような症状があったら一度専門医に診てもらいましょう
●舌、皮膚→治りにくい潰瘍はないか
●喉頭→声がかすれたりしないか
●食道→飲み込む時に、つかえることはないか
●肺→咳が続いたり、疫に血がまじったりしないか
●乳房→乳房にしこりはないか
●胃→胃の具合が悪く、食欲がなく、好みがかわったりしないか
●大腸一直腸→便に血がまざっていないか、使が細くなったりしてないか
●子宮→不正出血はないか
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1FOcasZm7A3HTKTlmJC0sjVj8j5m-_X-1 |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008450 |
内容コード | G000000708-0007 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第248号(1998年3月) |
ページ | 5 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1998/03/10 |
公開日 | 2023/12/13 |