シュガーホールではただいま､ミュージカルのための歌や踊りを懸命に練習する方々の姿が見られます｡特訓は夜遅くまで続き､舞台には出演者の熱気がみなぎっています｡
特訓しているのは､ほとんどが町内の素人｡仕事や学校を終え､ホールに集まってきます｡
知念高校1年の瀬底正人さんは｢歌は楽しいけど､ダンスは体が硬くてきつい｡でも最後までがんばる」と気合い十分｡新開の新里のぞみさんは｢舞台では日常で出来ないことができる｡いろんな人たちと出会える｣と楽しそう｡知念由紀子さんは専門学校生｡
｢お客さんに素人でもここまでできるんだ､というところを見せたい｡これをきっかけに劇団が作れたら｣と夢は大きく膨らみます｡
演出･振り付けの指導にあたる｢宝塚｣出身の池内美舟さんは「見ている人もやってる人も一緒に楽しめるものにしたい｣と話しています｡
なお､ミュージカルは11月30日の｢シュガーホールみんなの歌｣で上演予定｡「特訓の成果を楽しみにホールに見に来てください｣とのことです｡