なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

生まれ変わる私たちの資源ごみ

4月からごみの分別・収集方法が変わって、約5ヶ月が過ぎました。町民の皆さんのご協力のおかげで作業もスムーズに流れ、焼却施設への搬入量の減少やリサイクルなどの面で大きな成果をあげています。
ところで、今回は私たちの家庭から出される資源ごみが、どこに運ばれどのような経過をたどってリサイクルされるのかを見てみましょう。
各家庭から古紙・缶・ビン・ペットボトル・古布の5種類にわけて出された資源ごみは、まずつきしろ学園に運ばれます。そこできちんと分別された後に、表①のように種類別にそれぞれの施設や工場などに送られ、加工処理をほどこされ、製品へと姿を変えるのです。
私たちの家庭から出るごみは、もとをただせば木材や石油など天然資源で作られたもの。リサイクルによって、私たちの小さな努力(ごみを分別して出すこと)が、大きな目でみると地球環境の保全に役立つことになるのです。

ごみの量が大幅に減少(4月~6月の今年と去年比較)
さらにリサイクルや新制度での門口収集や有料化などによって、ごみ焼却施設に出されるごみの量が減るという成果を生み出しています。
具体的には、表②のとおりです。新制度が始まった今年4月から6月までのごみの量は、去年のそれと比較して大幅に減少しています。
ごみ全体の量は、29%の減少。そしてごみ焼却施設に出される量は、可燃ごみが34%の減少、不燃ごみも85%の減少となっています。(以前まではそのまま可燃ごみ・不燃ごみとして出されていた古紙・缶・ビン・ペットボトル・古布はリサイクルされる)
ごみ焼却施設に出される量の減少は、施設の延命や負担金の軽減などのメリットを生むことは周知のとおりです。
これからも、清潔で住みよい佐敷町をみんなで作っていきましょう。

ダウンロード https://docs.google.com/uc?export=download&id=1G3gdTmGzzkOlmx4zrcr0iizw4oJPkDUe
大分類 テキスト
資料コード 008450
内容コード G000000702-0004
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第242号(1997年9月)
ページ 4-5
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1997/09/10
公開日 2023/12/14