町の発展に尽力した方々を讃える平成9年度佐敷町功労者表彰式典が、6月1日、町文化センターで挙行されました。
今年度表彰を受賞したのは、教育文化功労として山城清勝氏と津波松夫氏、社会福祉功労として奥間邑義氏、浦崎政善氏、高江洲八重子氏、神谷トミ子氏の合計六氏。
晴れやかな表情で表彰式典にのぞみました。
式典では、主催者を代表して津波元德町長が「皆さんの長年のご努力は、町の発展に計り知れない功績をもたらしました。町民を代表して深く感謝します」と式辞。受賞者のこれまでの功績に敬意を表していました。
受賞者を代表して浦崎政善氏は、「受賞は身に余る光栄。これを期に今後も町の発展のため努力していきたい」とあいさつ。これからの活躍に決意を新たにしていました。
また、この日は記念弁論も行われ、昨年大分県で開かれた「全国高校弁論大会」で最優秀賞を受賞した字新開の吉井健吾さんが登壇。「平和へのかけ橋」と題した弁論で、基地内高校生との交流体験を発表し、「互いの文化を深く理解しあうことが平和へのかけ橋になるのではないか」と交流の大切さを訴えていました。
式典に引き続きつきしろ広場では、表彰祝賀会が盛大に行われ、大勢の参加者で賑わいました。
会場では、受賞者を祝福しねぎらう参加者の姿が、あちこちでみられました。
また祝賀会では、昨年から今年にかけて叙勲・大臣表彰を受賞した方々も合わせて紹介され、記念品が贈られました。
紹介されたのは、瀬底正俊氏(平成8年春の叙勲)、山城勇氏(平成8年秋の叙勲)、崎濱秀榮氏(平成9年春の叙勲)、知念幸雄氏(平成7年運輸大臣表彰)、吉井健吾氏(第35回福沢諭吉記念祭・全国高校弁論大会・最優秀賞)、の五氏。会場から温かい拍手が鳴り響いていました。
平成九年度佐敷町功労賞受賞者
教育文化功労 山城清勝氏
多年にわたり佐敷町文化財保護委員として、貴重な本町文化財の保護、保存、収集に努力され、郷土文化の認識・高揚に尽力されるとともに、町文化協会俳句講師、「字新里誌」の編集委員長を務められ、本町の文化振興と地域社会の発展に貢献された功績。
教育文化功労 津波松夫氏
多年教職にあって、佐敷中学校教諭、佐敷小学校の教頭、校長の要職を歴任するなど学校運営並びに児童生徒の学習活動と学力向上に誠心誠意努力されるとともに、教育委員長、体育協会会長、文化財保護委員、町史編集委員などを務められ、スポーツ、文化、学校教育の振興発展に貢献された功績。
社会福祉功労 奥間邑義氏
多年にわたり本町の民生委員・児童委員として、終始一貫社会奉仕の精神をもって保護指導に献身的に努力され、民生の安定と町民福祉の向上、奉仕活動の推進に尽力されるとともに、仲伊保区長、町農業委員、町老人クラブ連合会副会長などを歴任され、本町農業の振興と社会福祉の発展に貢献された功績。
社会福祉功労 浦崎政善氏
多年にわたり本町の民生委員・児童委員として、終始一貫社会奉仕の精神をもって保護指導に献身的に努力され、民生の安定と町民福祉の向上、奉仕活動の推進に尽力されるとともに、民生委員協議会総務、町社会福祉協議会理事、副会長、会長として組織の強化、事業の拡充発展に貢献された功績。
社会福祉功労 高江洲八重子氏
多年にわたり本町の民生委員・児童委員として、終始一貫社会奉仕の精神をもって保護指導に献身的に努力され、民生の安定と町民福祉の向上、奉仕活動の推進、民生委員協議会総務として組織の強化に尽力されるとともに、町婦人会長、福祉ボランティア会長などの要職を歴任し事業拡充に貢献された功績。
社会福祉功労 神谷トミ子氏
多年にわたり本町の民生委員・児童委員として、終始一貫社会奉仕の精神をもって保護指導に献身的に努力され、民生の安定と町民福祉の向上、奉仕活動の推進に尽力されるとともに、町婦人会副会長、町福祉ボランティア会長の要職を歴任され、組織運営の発展に貢献された功績。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008450 |
内容コード | G000000700-0003 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第240号(1997年7月) |
ページ | 4-5 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1997/07/10 |
公開日 | 2023/12/14 |