なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

おんがくっキング リコーダーのすすめ

シュガーホール音楽企画スタッフ 明野佐知子

突然ですが、「リコーダー」って知っていますか?現役の小・中学生ならすぐに形や音を想像できると思いますが…
「何のこっちゃ」と思っている方も、“音”と聞けば、それが楽器であることに気づいたことでしょう。
一般にいうリコーダーとは、中世から十八世紀中ごろまでにヨーロッパで盛んに演奏されたもので…てっとりばやく説明すると、第二次大戦後にはすでに日本の学校教育で用いられている、そこのお父さんもきっと吹いたことのある「たて笛」のことであります。
誰でも吹けば音が出る。比較的奏法が簡単なので、学校教育で使われるようになったワケですが、よく考えてみると、楽器には縁がないという人でも、リコーダーなら吹いたことがある…ということになります。(年代にもよりますが)
私たちにとって案外身近な楽器のはすなのに、リコーダーのコンサートってあまり聴いたことがないと思いませんか。
そこで、演奏者を呼びました!その名も“アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クワルテット”長ーい名前ですがオランダのリコーダー四人組です。実は彼らがシュガーホールに来るのは2度め。1度めは95年の7月でした。四本のリコーダーから出る、まるでパイプオルガンの様な響きにきーぶるだちゃーした人も多いはず。彼らは30~40本のリコーダーを自由自在に操って、昔々ヨーロッパでリコーダーが流行っていた頃の曲から、ビートルズのナンバーまで、時代を越えて名曲を披露してくれます。リコーダー小中学生が吹くものと思い込んでいる方もそうでない方も、一聴の価値あり!です。(7月5日(土)シュガーホール)
何か音楽を始めたい…とお考えの昔は子どもだった方々、小学生でもできるリコーダーアンサンブルに挑戦してみませんか。

ダウンロード https://docs.google.com/uc?export=download&id=19K6FrDTlAlzH2BoWS0Vn4wBuP6Qv_dux
大分類 テキスト
資料コード 008450
内容コード G000000699-0004
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第239号(1997年6月)
ページ 6
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1997/06/10
公開日 2023/12/13