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緊急レポート このページは国保税収アップを願って書かれています…

国民健康保険税(国保税)は、言うまでもなく国民健康保険制度(国保制度)を支える重要な財源。町役場の担当課(健康課)では、五月末の出納閉鎖にむけて、収納率向上に躍起になっています。
町の収納率が低いと、②医療費の支払いに困難をきたし町の国保財政が悪化する、①ペナルティにより国からの補助金がカットされてしまう、など事態の悪化を招きます。
そのことは、つまり、あなたひとりの納め残しが、苦しいながらもきちんと納めている世帯に迷惑をかけることを意味しています。税収の減少によって悪化した国保財政を建てなおすために、更なる税率アップなどをせざるを得ないことになるからです。
これではきちんと納めている世帯に対して申し訳ない…。ということで、収納率を少しでもアップさせようと、納め残しのある世帯に協力を呼びかけているわけです。

あなたの字の収納状況は?
次に字べつの収納状況がどうなっているかというと、下表のとおりになっています。
この表で目につくことは、まず第一団地、つきしろ、新開が高い数字を示している点です。これらいわゆる新興住宅地域は、収納率が低いのが一般的な常識。事実、町においても二・三年前までそうだったのですが、現在ではいい状況をつくり出しています。区長さんをはじめ、字の関係者、区民の理解の高まりは、とても頼もしく感じられます。
古い字で比較的規模の小さい所(外間・伊原・小谷)もやはりいい成績。生活共同体、納税の意識など、いい意味で古い伝統が息づいているのでしょうか。
何はともあれ、国保制度は私たち一人びとりの良識で支えられるもの。どうしても納めることができない方には、相談窓ロも準備されていますので、ご理解とご協力をお願いしたいところです。

ダウンロード https://docs.google.com/uc?export=download&id=1IG-MX6LecPbj6UnCQKp8O7pIbL3HcgHi
大分類 テキスト
資料コード 008450
内容コード G000000698-0003
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第238号(1997年5月)
ページ 5
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1997/05/10
公開日 2023/12/13