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保健婦だより “腰が痛い!”

製糖期のまっ盛りで、農家では肩が痛い、腰が痛いと訴える人が多い時期です。
役場の保健婦室で毎週水よう日の午前中に行われている健康相談にも、きび出しのため忙しく、腰痛を訴える人も来ます。皆様はどうでしょうか。上手に痛みを解消していますか?腰痛について原因や対処法、上手に腰痛を解消している人を紹介します。

多い腰痛患者
腰痛はだれでも1度は経験するといわれているくらい多いようです。整形外科でも腰痛を訴える患者が1番多いということです。
腰痛の原因の1つに脊柱の老化があるので10才以下の子供にはないようですが、
40才~50才以上になるとかなり多くの人が腰痛を訴えます。1日中座ってデスクワークをする人、店頭で立ちっぱなしの人、自動車の運転手など、同じ姿勢や動作を長時間続ける人は腰痛をおこしやすいようです。また、悪い、無理な姿勢、作業は腰痛をおこす原因となります。今、きび刈りなどの無理な作業をしている時期ですが、そんな時に起こってきます。

工夫と用心で腰痛を克服
でも、忙しい製糖期を上手にのりきっている手登根に住む女性Nさん (58才) を紹介します。Nさんは腰痛もちで、製糖期が来るのがとても心配になります。しかし、2~3年前から腰痛体操、ストレッチ体操をとり入れてどうにかのり切ってきました。腰痛体操といってもよく動かしたりするところの逆をのばしたり動かしたりすることと、保健婦から習ったストレッチ体操を自分なりに行いました。また、痛みが出てきたら、その日は横になって安静にし、温湿布をしたりしました。それを続けるだけでどうにか病院にも行くことなく乗りきったのです。
兼久の女性Cさん (36才) も腰痛もちです。Cさんはやせていて、脊柱の周囲の筋肉が衰えてきていると本人は話しています。運動不足で腰痛が出そうになると、ウォーキングを1時間くらいします。その前にはストレッチ体操をするのを忘れません。それを続けるだけで腰痛が解消できます。
忙しい人、寒いと縮こまっている人、腰痛、肩痛、膝痛のある人、一度、保健婦室へ来てストレッチ体操、痛みの解消法をきいてみませんか。お待ちしています。

ダウンロード https://docs.google.com/uc?export=download&id=1NmBWJWBo2owSCyYB_SjJ51xI5kWCIUwl
大分類 テキスト
資料コード 008449
内容コード G000000692-0010
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第236号(1997年3月)
ページ 10
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1997/03/10
公開日 2023/12/13