12月7日、町社会福祉協議会の主催するボランティアシンポジウムが、町老人福祉センターで開催されました。
基調講演に立った県社会福祉協議会の宮城健勇事務局長は 「社会福祉の流れとボランティア活動」 について講演。超高齢化社会におけるボランティアを 「行政まかせではなく、地域みんなの力で進めることが大切」 と訴えていました。
シンポジウムでは、吉田トモさん (老人友愛訪問員)、西江登美子さん (JA島尻東女性部長)、當眞嗣栄さん (町建設会長)、西村綾乃さん (佐敷中)、城間徳子さん (佐敷小)、高良昇さん (町手をつなぐ親の会長)が意見を発表していました。
吉田さんは老人友愛訪問員としての活動の中から、人と人とがふれあう喜びを報告。西江さんはJA島尻東女性部が取り組む福祉施設訪問の様子を報告し「ひとりでも多くの人がボランティアに参加を」と呼びかけていました。
當眞さんは町建設会が行った住宅修理のボランティア事例を報告。「これからも建設の技術を生かして福祉に貢献したい」 と抱負を語っていました。
また、西村さんは佐敷中ボランティア委員会の活動を報告し 「今後はリーダーの育成が必要」 と課題を提起しました。佐敷小6年の城間さんは 「ボランティアは小さな事をやっていくことから始まる」 と感想を発表していました。
高良さんは 「やってあげるのではなく、共に生きるという意識が大切」 とボランティアと障害者の望ましい関係を訴えていました。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008449 |
内容コード | G000000690-0005 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第234号(1997年1月) |
ページ | 5 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1997/01/10 |
公開日 | 2023/12/13 |