シュガーホール音楽企画スタッフ 明野佐知子
感動しました!10月16日の、ロジェ・ワーグナー合唱団コンサート。一番心揺さぶられる楽器、それが人の声だと思う、ということを先月号でお話しましたが、実際に聴いて「やっぱりな」と自分の言ったことに確信を得たりするのでした。コンサートも大感動でしたが、その後の交流会で、シュガーホールの歴史に残る出来事がありました。
その日は、町民コーラスウイングスのお母さん達が、手作りの料理で、演奏会終了後恒例の交流会に花を添えました。交流会のその席でウイングスは、素晴らしい演奏を聴かせてくれた合唱団へのお礼として、自分達の歌を披露しました。曲はロジェ・ワーグナー合唱団のその 日のプログラムにもあった「峠のわが家」。シュガーホールのロビーにこだまするお母さん達の暖かい歌声に涙するロジェ・ワーグナー合唱団の面々…。ウイングスが歌い終わるとすぐに、指揮者のジャニーヌさんに導かれて、ロジェのメンバーがウイングスを取り囲み、今度は両合唱団がジャニーヌさんの指揮で同じ歌を大合唱!
「おお!またまたシュガホールに素晴らしい歴史が刻まれてる!」と傍らで見守りながら、映画「ビルマの竪琴」でイギリス軍と日本軍が「埴生の宿」を大合唱する、というシーンを思いうかべ、月並みだけど『音楽は国境を越える』などと“なみだうるうる”する私でした。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008449 |
内容コード | G000000688-0010 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第232号(1996年11月) |
ページ | 7 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1996/11/10 |
公開日 | 2023/12/13 |