シュガーホール音楽企画スタッフ 明野佐知子
私には4才になる甥がいます。現在、週に一度その子の付き添いとして、某音楽教室に通っていますが、そこの実に楽しいこと!甥につられて私も音楽に合わせて踊っています。子どもは、ほとんど例外なく音楽が大好きです。音が鳴ると所構わず体が動く、という子どもが、きっと皆さんの周りにもたくさんいるのではないでしょうか。
このことを思うときいつも思い出すのは、体育祭で踊る中学生を見た、知り合いの保母さんの言葉です。「どうして幼児のリズム感のまま育ってくれないのだろう」
人は成長するにつれ“理性”というものを身につけます。そして“恥”も。ある本によると『現在の人間の教育過程では、理性の脳を発達させることしか行われておらず、それによって感情、感性の脳が押し潰される形で、人が本来持っている能力、例えば超能力といわれる力を発揮することが出来なくなっている』のだそうです。
つまり、誰でも“超能力”をもっているハズが、大人になるにつれ、目に見えるものしか理解できない頭にさせられてしまっているということです。“超能力”と聞いてスプーン曲げや透視を連想すると思いますが、私はそういう力も含めて、今皆さんが、“恥”や“理性”に邪魔されて自分にはできないと思い込んでいるすべての能力のことを言っているのだと思っています。
無駄なことにはじかさーして、自分の世界を狭くしていませんか?理性でコリ固まった頭を解して、子どもの頃の感性を取り戻しましょう。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008449 |
内容コード | G000000686-0008 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第230号(1996年9月) |
ページ | 5 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1996/09/10 |
公開日 | 2023/12/13 |