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保健婦だより 気になる麻疹の接種率

健康は、他から与えられるものではなく、自分で努力して得るものです。自分を含めて子供や家族の1人ひとりが病気や伝染病にかからないように、日常生活の中で気をつけることは、大切なつとめです。
最近「病気がはやっていないので、予防接種はもう必要ないのでは」と耳にしますが、そんなことはありません。予防接種で国民が抵抗力をつけているから病気の流行がおさえられているのです。
町では各種の予防接種を実施していますが、最近気になることは、全体的に接種率が低くなっていることです。なかでも麻疹(はしか)の接種率が他町村に比べて低い状況です。(図1参照)
麻疹の予防接種は、普天間医院に委託し、土、日、祝祭日を除いていつでも受けられるような態勢をとっていますが、つい、うっかり忘れてしまうケースが多いようです。
健康課でも、個人通知や健診会場などあらゆる場において、広報しています。
麻疹(はしか)は、麻疹ウィルスでおきる感染性の強い発疹症でこれにかかると、かぜ症状から、高熱がみられ、特有の白いコブリック斑とよばれる斑点が頬の内側に現れます。ときに内耳炎や脳炎などの合併症をおこします。予防接種を受けることで合併症も防ぐことができ、また仮にかかったとしても軽い症状で病気を抑えることができます。
予防接種を済んでいるかどうか今一度お子さんの母子手帳を確認してみましょう。

予防接種の種類(町で実施)
1.DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風)
2.ポリオ
3.麻疹(はしか)
4.風疹(三日はしか)
5.日本脳炎
6.BCG

*予防接種に関する問い合わせ
健康課℡947-6211

ダウンロード https://docs.google.com/uc?export=download&id=1G4k53kqk3sj7auIYUZUJQvKoG-Lx3G03
大分類 テキスト
資料コード 008449
内容コード G000000683-0009
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第228号(1996年7月)
ページ 7
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1996/07/10
公開日 2023/12/12