国民健康保険税(国保税)の収納率アップと納税意識の高揚を図ろうと、5月15日、納付督励戸別訪問指導が実施されました。
訪問に先だって行われた出発式で、津波町長は「佐敷町の国保税収納率は今現在、隣町村と比較して思わしくない。国保事業の健全な運営のためにも、みんなで力を合わせましょう」とあいさつ。訪問指導に集まった関係者らに協力を呼び掛けていました。
この日訪問指導にあたったのは、町三役はじめ全管理職、健康課職員、各字自治会長ら総勢50人。11の班に分かれて町内の未納世帯約200世帯に納税の協力を求めました。
国保税は国保事業を支える重要な財源。年々増大する医療費で厳しい運営を迫られる中、収納率の低迷は制度そのものに大きな暗い影を投げかけます。
佐敷町の国保税収納率は平成2年度には約94%でしたが、その後しだいに下降傾向。昨年度は約91%まで落ち込み、とても厳しい状況が続いています。
訪問指導を受けた世帯には生活のきびしさから「とても払えない」と訴える世帯も多くみられましたが、「すこしずつでも納めて下さい」とお願いする訪問員に、納付を約束するなど、次第に理解を示していました。
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008449 |
内容コード | G000000682-0003 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第227号(1996年6月) |
ページ | 3 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1996/06/10 |
公開日 | 2023/12/12 |