今回は、リハビリ教室(機能回復訓練事業)を紹介します。この事業は、寝たきりのきっかけになりやすい脳卒中後遺症や、その他の病気で機能回復訓練が必要な四十歳以上の方を対象に、日常生活の自立を助けるとともに、仲間づくりを目的として行っています。スタッフは、理学療法士、保健婦、町職員です。現在12人の方が教室に参加しています。
教室ではまず健康状態のチェックをし、理学療法士による個別リハビリや集団リハビリを行います。そしてグラウンドゴルフや手工芸などのレクリエーションで指先や全身を動かします。また、言語障害のある方もいるので、カラオケなどを取り入れ声を出す練習をします。
全県のリハビリ交流会や近隣市町村との交流会においては、同じ障害をもつ人達と触れ合う機会になっています。
教室に参加してお互いに情報交換をしたり、和気あいあいとした雰囲気で皆の表情が少しずつ明るくなり、また、声をかけ合ったりしてメンバー同士の仲間意識も高まっています。
町では、平成七年度から、理学療法士による訪間リハビリも行っています。家でのリハビリがうまくいかないで困っている方、また、リハビリ教室がどういうものか参加して考えたいという方、気軽に声をかけて下さい。
私達と一緒に楽しくリハビリをやってみませんか。
―メンバーの声-
・障害になった時に何もやる気がなかったが今では生きていてよかった。
・一人でやるとつらいが皆でやると楽しい。
・家での運動やちょっとした動作のアドバイスで動きやすくなった。
リハビリ教室
日時:毎月第2・第4火曜日午後2時~4時
場所:老人福祉センター
(機能訓練室)
連絡先:佐敷町役場住民課
TEL 947-6211
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1u3wL0QLV_WqcnGb3C2AvpdH3HpRivBgm |
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大分類 | テキスト |
資料コード | 008448 |
内容コード | G000000675-0008 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第224号(1996年3月) |
ページ | 5 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1996/03/10 |
公開日 | 2023/12/12 |