[1]国民健康保険(国保)ってどんな保険?
私たちが、病気やけがをした時、お金がなくてお医者さんにかかれなかったり、経済的に苦しい思いをしないように、ふだんからお金を出しあい、みんなでたすけあおうというのが「国民健康保険」制度です。
勤め先の医療保険(健康保険、船員保険、共済組合など)に加入している方とその扶養家族や生活保護を受けている方以外は、職業や年齢を問わず、必ず国保に加入しなければなりません。
[2]みなさん1人ひとりの保険税(料)が国保の運営をささえています!
私たちが、万が一、病気やけがをし、お医者さんにかかった場合に病院などの窓ロで支払うお金は、そのときかかった医療費の一部(3割)です。残りの7割は国保が負担することとなりますが、この7割の医療費の主な財源が保険税(料)と国の補助金です。このため保険税(料)の滞納や納め忘れなどがあると、他の人に迷惑をかけるばかりでなく、国保の健全な運営に支障をきたし、みんなの健康を守ることがたいへん困難になります。
1人ひとりの保険税(料)の納付が国保を支え、かけがえのない命と健康を守っていることをいま一度確かめたいものです。
[3]医療費によって決まる保険税(料)
その年にかかると予測される医療費総額から国などの補助金と被保険者の自己負担分を差し引いた額が保険税(料)です。ですから、医療費が増えるとその増えた分に応じて保険税(料)も変更しなければならなくなります。国保の加入者1人ひとりが健康にこころがけることにより保険税(料)が増えるのを押えることができます。
「病んでみてその有りがたさ国民健康保険」