平成6年10月から工事が進められていたJA島尻東本所事務所が、このほどめでたく完成。9月9日には、その落成記念式典・祝賀会が新調なった事務所横広場で挙行されました。
関係者多数がかけつけた落成記念式典では、開式の言葉の後、新垣仙勇JA島尻東組合長による式辞が述べられました。
式辞の中で新垣組合長は 「本所建設に際しては、県、佐敷町、与那原町、知念村の深いご協力とご理解とご援助を頂き、心から感謝しています。JA活動の拠点施設として有効に活用し、地域農業の振興はもとより、地域の経済活動の場として明るく活力に満ちた生活の実現に寄与していきたい」 と喜びを語っていました。
続いて、来賓として招かれた沖縄県農林水産部長、沖縄県農協中央会会長、佐敷町長からそれぞれ祝辞が寄せられました。
その後、建設工事にたずさわった施工業者各社や、貴重な土地を敷地として提供した小谷栄三氏、小谷静氏、小谷妙八氏に感謝状が授与されました。
落成記念式典に引き続き、盛大な祝賀会も催されました。祝賀会では、農協婦人部の皆さんによる 「かぎやで風」 で幕開けの後、農協職員などによる余興が次々に飛び出し、祝いの宴を盛り上げていました。
今回新築された新庁舎は、敷地面積約5155㎡、建築面積約1296㎡という規模。床面積は1階、2階あわせて644坪の広さになっています。
工事に要した費用は約4億8000万円で、そのうち約1億1000万円は佐敷町、与那原町、知念村からの補助でまかなわれました。
新庁舎の印象について農協職員の間では 「広々として気持ちがいい」 となかなか好評のよう。これを機会に身近なところから意識改革を図ろうと、職員が自主的にネクタイの着用や毎朝の清掃を実行しているとのことです。
また、庭はすべて職員の皆さんによる手作り。庭作りにたけた職員も多く、それぞれに持ち寄った花木や石で立派な庭が出来上がっています。
農家の皆さんのみならず、地域の住民にとって身近な組織である農協。新庁舎完成を機会にますますの充実が期待されます。
ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1qnpJYVeMC9YLRvI9O2HdmdyL7n83FUwX |
---|---|
大分類 | テキスト |
資料コード | 008448 |
内容コード | G000000670-0002 |
資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
資料グループ | 広報さしき 第219号(1995年10月) |
ページ | 2 |
年代区分 | 1990年代 |
キーワード | 広報 |
場所 | 佐敷 |
発行年月日 | 1995/10/10 |
公開日 | 2023/12/11 |