なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

映画祭「風の又三郎」 「風の谷のナウシカ」 

「風の又三郎」 「風の谷のナウシカ」 
参加者の声から
▽戦争とは結局、人間と人間の殺し合いだけでしかない。それをやめ人間どうしだけでなく、すべての生物がいっしょに住めるような世界をつくりだすきっかけをつくってくれそうな映画だった。
        (字佐敷・嶺井さん・18才・男性)

▽またさぶろうがきゅうにきえたり、とんだりするので、びっくりしました。オウムがこわかったです。さいごはないてしまいそうでした。
         (字佐敷・池村佳織さん・9才)

▽「風の又三郎」 は、しぜんがすばらしくて、とってもきれいでした。昔のこどもたちの遊びは、しぜんをいかして遊び、昔のこどもたちはすばらしいと思いました。
        (西原町・伊波涼子さん・9才)

▽「風の又三郎」 で、又三郎が、風をだすとはおもわなくてびっくりしました。そして、又三郎が、くちぶえで風をだしてすごい。
        (具志頭村・10才・男性)

▽又三郎のうたは、みんなのプレゼントのようなもの。わたしは、心がしずまりました。でも、又三郎がいなくなったときが、さみしかったよ。
        (西原町・伊波りのさん・9才)

▽とってもかんどうをしたり、えらいなと思ったり、ガラスのマントで空をとんでいいな。わたしも空をとんでみたかったです。ちょっときになるところは、おかあさんがびょういんにいるときちかくのまどからのぞいていた女の子は、だれだったの?
         (屋比久唯さん・9才)

▽「風の又三郎」 自然の中でのびのびと育っている子ども達がうらやましかった。そして泥んこになったり、けんかをしたリ、今の私の周りにはなくなってしまったことばかり。そして大切なことばかり。風や土、草木に近づきたいと思いました。
 「風の谷のナウシカ」 ナウシカの瞳のようになりたいと思いました。
戦いのない世になれたらいいな、人々や自然すべてが調和して生きてゆけたらいいのに、それは私からはじめなくては、いけないのですね。
         (沖縄市・仲地ゆかりさん)

「ビルマの竪琴」 「ここに泉あり」
参加者の声から
▽「ビルマの竪琴」 は以前から見たかったけれど見る機会をのがしてしまっていたので、今回、シュガーホールで企画があることを知り、大変よろこびました。感想は、何といっても合唱のすばらしさです。内容は知っていたけれども、ハンガリーの合唱の時もそうでしたけれど、合唱って心を一つにむすぶたいせつなものだなーと、つくづく新めて感動しました。終戦50周年事業に感謝します。
        (新開団地・当真順子さん・41才)

▽「ビルマの竪琴」 はよかった。「ここに泉あり」は途中とぎれたのがちょっと。昔っぽくてよかった。昔のLOVE STORYで今みると新鮮でよい。そこまでがよかった。あとのほうは、なにをテーマにしてるのかわからなくなった。
        (知念村・16才・女性)

▽終戦50周年事業にふさわしい映画でした。是非、来年もこうした企画を実施して下さい。
        (………)

▽2本ともとっても素晴らしい映画でした。この様な良い映画の上映をもっと企画して下さい。非常に感動しました。
        (宜野湾市・東伸三さん・58才)

▽「ビルマの竪琴」 はとても戦争のことがよくわかった。おもしろかった。「ここに泉あり」 はとてもたのしかった。さいしょらへんは、おもしろかったけど、あとからだんだんおもしろくなかったから、いやだった。
        (知念村・美鈴さん・10才)

▽とても感動しました。参加は少なかったので多少残念ですが、良い企画でした。頑張って下さい。今後ともよろしくお願いします。
        (那覇市・中村和博さん・43才)

「誓いの休暇」
参加者の声から
▽20年前ある人から1番心に残った映画は「誓いの休暇」だと聞いた。それ以来その映画に出会えるのを心の片すみで待っていた。今日はとても感動しました。ありがとうござい
ました。人間はすばらしいと思いました。           (………)

▽とても説得力の強い映画でした。小さな人たちにも見せてあげたいと思いました。もう少したくさんの人たちに見せられたらと強く思いました。もっとピーアールできたらいいですね。ありがとうございました。
        (浦添市・新里さゆりさん・33才)

▽少ない時間で、いろんなことをあの人は学んでいた。よかったと思う。
        (15才・女性)

▽好企画であった。ソ連の場合は日本と逆に侵略を受けて、祖国と民主主義を守る大義をもった苦しい戦争を戦っていた。それにしても、そのために払った2000万の犠牲は余りに大きかったし、その一人一人の命に語られるべきドラマがあったはずだ。それをとどめた映画として、ロシア映画を代表する作品の1つである本作品を、この機会に見ることができたことは、戦争の意味を考えるにあたり、大変大きなことだと思う。
 しかし観客の少なさには驚いた。もう少し宣伝できなかったものか。
        (浦添市・亀山統一さん・27才)

▽戦争中の短い間の主人公と少女のラブストーリーは、ほのかに甘くてロマンチックだった。ラスト場面に感動しました。
        (15才・女性)

▽戦争とは人間同士が作り出した悲しみと苦しみの極地だ。しかしこの映画はなんとやさしく美しいのだろう。だからこそ一層生きていることの有難さ尊さを感じさせるのだろう。人間らしく生きるために、私達は戦争をくり返してはならない。畑を走る母親の姿が圧巻だった。
        (浦添市・亀山久美さん・60才)

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大分類 テキスト
資料コード 008448
内容コード G000000669-0005
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第218号(1995年9月)
ページ 5-6
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1995/09/10
公開日 2023/12/07