町青年会総会終わる
・各字盆踊りへのエイサー参加
・文化まつり開催の足固め
・「サンタ」事業の継続
など決まる
新旧会長あいさつ
振り返って… 津波恭
「佐敷の青年で駅伝大会にでたい」というのが青年会再建のそもそもの動機で、再建準備委員会から半年でどうにか総会を開くことができた。
「よし、最初の1年は15人程でエイサーを初めるぞ」と思いきや、一気に50名。「まだ人前には見せられないなー」と思った頃には各団体からの出演依頼。「あーどうしよう」「もっと地道な活動の方が…」なんて葛藤を繰り返しながらの1年。個人的には、南部地区青年会長の兼任、転勤、結婚、出産とまさに太鼓のようにドタバ…。やっとここまできてというのが本音です。でも、貴重な体験に感謝します。
多少の不安を残しつつ会長を引き継ぐわけですが、今後も陰ながら支えていこうと決意を新たにしています。会員そして町民の皆さま、これまで私を支えてくださり本当に有難うございました。
メンバーの拡大を 新垣司
皆さんはじめまして、字屋比久出身の新垣司(23)です。あの「佐敷の虎」で有名な?信ちゃんの同級生です。なぜこのような自己紹介をするか言うと、実は…今年度の青年会会長になってしまったのです。ヨロシク!!
じゃあ会長になったからには何かをしようと考えてみると…去年、「佐敷の虎」とか「南部祭り」とかに出演して一躍脚光をあびた青年会ですが、現在メンバーの数がまだまだ少ない。…と、いうわけで、今年はメンバーの拡大(今年の卒業生大歓迎)を最大のテーマに掲げて行きたいと思います。エイサーやりたい、でもいいです。ボランティア活動をしたい、でもいいです。仲間を増やしたい、でもいいです。とにかく参加しないと楽しさは分かりませんぜひ一度来てみて下さい。
最後に町民の皆さん!去年同様よろしくお願いします。 以上!
ズゆんたく「古宇利島へ行こう!!」
総会終了後 「せっかくみんな集まったんだから何かためになることやろうよ。」とのこと。急きょ戦後50周年にちなんだ企画 「戦後の終わりと始まり」と題した講演を町史編集専門員の新垣安子さんにお願いすることとなった。
とりあえず一通りの雰囲気で始まった講演会、今話題となっている古宇利島に住むフィリピン残留弧児、松田正雄さんの問題に触れたころ、私たち戦後に対する意識が変わっていった。純粋なウチーナーンチュでありながらいまだに国籍が取得できない。ということは、日本にいながら日本人としての一切の権限が許されない。これでいいの?もし私が同じ立場だったら…。講師の安子さんも、実は同じ境遇を持つことを知る。そして、祖田さんの国籍取得実現に向け来沖時から関わっているとのこと。「戦後はもう終わったような風潮にあるが、むしろ戦後はまだ始まったばかりなのですよ。」 彼女の一言は非常に重い意味をもつ。
講演会終了後、早速、私たちは締め太鼓をかついで古宇利島へいく計画をはじめた……。
青年会の活動は、こんなところがイカシテイルと思う。みんな、絶対いこうね。
光夜