●毛を吹いて疵を求む 毛を吹き分けて小さな疵をさがし出すこと。すなわち、他人の失敗や過失を強いて仔細にさがし出し追求すること。そのように他人の非をあばきたてて、かえって自分の悪事が露見することのたとえ。 ●畳の上の水練 たたみの上でいくら水泳の練習をしても、実際には泳げないことから、理屈や方法はくわしいが、現実に練習していないので役に立たないことのたとえ。 ●理も高ずれぱ非の一倍 いかに正しい理屈でも、あまりに理づめで過度に主張するのは、道理に反するより始末が悪い。