7月3日 (日) に、ハンがリーから若々しい歌声の使者たち40数名が来町します。カントゥス合唱団というグループですが、創設が18世紀半ばといいますから、200年ほどの伝統を誇る合唱団で、合唱王国といわれるハンがリーのなかでも、ひときわその音楽性の高さで知られる団体です。年齢は10代の後半が中心。日本の中・高・大学生といったところでしょうか。
東欧圏のなかでも、もつとも西側に近い国といわれるハンがリーですが、18~9世紀には音楽の国オーストリアの一地方でした。モーツァルトを初めとするウィーンの音楽をよく歌うばかりでなく、ハンがリー独特の民族音楽 (民謡) も楽しませてくれます。今回は、なんと沖縄の民謡にもウチナー口で挑戦。ぜひ、お聞き下さい。
終演6時頃のあと、わが佐敷町ジュニアコーラスと、ウィングスとの交歓会を予定しております。開放的で明るいハンがリーの青少年と、佐敷っ子との出会い、どんなことになるか楽しみです。皆さんも、見物がてら応援におでかけ下さい。
(琉球大学教授)