40代と言えば、働き盛りのアブラがのりきった時期、花の中圧などとも言われます。ところが肉体的には、40代を過ぎるころから衰えがあちこちにあらわれるようになってきます。老眼、動脈硬化や高血圧が原因となっておこる脳卒中や狭心症、心筋梗塞、糖尿病などの成人病や各種のガンもこの年代から急増しています。
わが町においても、毎年住民検診や各種ガン検診、そして入間ドックを実施しております。去年も多くの方が受診され自分の健康状態をチェックし、生活習慣を見直すよい機会になったと思います。
ここで、町の検診を受けた方々の声を拾ってみますと、
Aさん (50代・女性)―。 「初めて異常を指摘されびっくりした。そのあと、病院で検査したら心配ないと言われ安心している」。
Bさん (40代・男性)―。 「今まで肥満やコレステロールが高いなど、同じことを注意され、わかっているがなかなか生活の改善ができない」。
Cさん (50代・男性)―。 「初めて人間ドックを受けいろいろ検査してもらった。これまで健康には自信があったが、軽い異常がみつかり、これから気をつけていこうと思っている」。
など、皆さんそれぞれの思いがあるようです。
また、今回の各種ガン検診では、胃ガン2人、大腸ガン4人、子宮ガン1人、甲状腺ガン2人も発見され、その他ガン以外の多くの疾病も発見されています。
検診を受けることは大切なことですが、肝心なのはその後、自分の健康状態に関心をもち、その結果に対してどう取り組んでいくかです。治療が必要と言われたらきちんと治療すること、そして生活改善の指示があればそれを実行することが、成人病の予防につながっていきます。
あなたの 「健康」 は、あなた自身のものであると同時に 「家族みんなのもの」 です。
健康の自主管理=セルフ・ケアをかかさないようにしていきたいものですね。