見事な枝ぶりの琉球松と、それに抱かれてのどかに広かる佐敷の美しい風景。 写真下部中央に新里・旧桃原集落が写っていることから、撮影は地すべり前、1955年頃と推測される。撮影場所は現在の県道137号線、通称・新里ビラ中腹あたりか。 以前、付近には 「マーチューグァー」 と呼ばれる松の群生個所かあったという。台風かあるいは道路等の開発のためか、その堂々と立つ松の姿は、今はもうない……。