国民年金や厚生年金などの公的年金制度は、世代間扶養の仕組みをとっているといわれております。
平成7年4月から、特に次の点が改善されますので、十分ご注意ください。
▽改正されること
①昨年10月(平成6年10月)から老齢基礎年金では、年金月額が65,000円に引き上げられています。
その他の年金も引き上げられました。なお、今年4月からはさらに引き上げられ、月額65,158円となる予定です。
②平成7年4月からの保険料が11,700円になります。今後毎年500円に物価上昇を勘案した額で引き上げることになります。
③サラリーマンの配偶者(奥さん)については、第三号被保険者として届け出が必要ですが、過去に届け出を忘れている方などで、保険料納付済み期間に導入されない期間のある方について、平成7年4月から平成9年3月までの間に特例届出を行なえば、その期間について、届出が行なわれた日から、保険料納付済み期間に導入することとなりました。