なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

保健婦だより

平成6年 赤ちゃん誕生111人
佐敷町において、去年1年間で111人の赤ちゃんが誕生しました。
そのうちわけをみると男の子62人、女の子49人と男の子が多いですね。このうち第一子は31人(28%)となっていますが、なかには第六子という赤ちゃんもいました。出生率が年々減少しているなかで、とても喜ばしくおめでたいことです。
さて、生まれた時の体重をみてみますと、普通は約3,000グラムが平均ですが、1番大きく生まれた赤ちゃんは4066グラム、そして一番小さかったのは1930グラムの赤ちゃんでした。この小さな赤ちゃんも医療の発達のおかげと、そして、ご家族の愛情に育まれ、順調に育っています。
沖縄県は出生率が全国で20年連続トップです。しかし、わが町においても出生率は年々減少している現状で、図1をみますと出生率が約20年圏で半減しています。
そしてひとりの女子が一生の間に生むと推計される平均子ども数(合計特殊出生率)も1.46人(平成五年)となっています。
さて、佐敷町においても元気な赤ちゃんが生み育てられるよういろんな取組みをしているところです。例えば妊娠したら母親学級や妊婦相談、そして赤ちゃんが生まれたら赤ちゃんの健診や健康相談、離乳食実習、予防接種、家庭訪問での相談などです。最近は、妊娠中の貧血も7割の妊婦にみられ、育児に関する訴えでは、体重の増えが悪い、ミルクを飲まない、離乳食をどうしたらよいかわからないなどの相談もあります。
健康で幸せな生活を送るためにも、ます赤ちゃんの頃から、いえ妊娠中からの健康づくりが大切と言われています。
私たち保健婦もそのお手伝いができればと願っているところです。
本町では、保健婦による健康相談を下記の日程で実施しています。
多くの皆さんが利用してくださることを期待しています。
 健康相談 毎週水曜日
 午前9時から12時 老人福祉センター保健婦室
 電話相談 随時
 TEL947-3030

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大分類 テキスト
資料コード 008447
内容コード G000000659-0010
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第212号(1995年3月)
ページ 5
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1995/03/10
公開日 2023/12/06