国民健康保険制度を、根本から支える重要な財源である国保税。
現在、佐敷町ではその国保税の収納率が上がらず、国保財政運営の危機に立たされています。
佐敷町の国保税収納率は、昨年88.9%で、沖縄県下でも下位にランクされました。本年度も1月末現在昨年対比0.4%も下回る深刻な状況にあります。
町としてもこれまで、督促状の送付、公報、チラシ、広報車による街頭指導、徴収嘱託員による戸別訪問納付指導などで懸命に取り組んできましたが、事態の打開には至らないのが現状です。
収納率の低さの原因として、国保制度への理解、不況による影響などが考えられますが、年々増え続ける医療費に対応するためにも、ここで、国保加入者の意識改革が求められます。
みんなの力で 危機打開を!!
そこで町では、危機的な国保財政の健全化を図るため、町長以下全管理職員、区長の皆さんが力を結集。納付督励戸別訪問を実施し、国保加入者の皆さんへ国保税に対する一層の理解と協力を求めることにしました。
私たちの生活の根本を支える国民健康保険制度への、より深い理解が早急に求められています。