音楽を組成するもっともミクロな単位は音です。ひとつの音は、ただ一ケの存在にすぎないようですが、実はそのなかに無数に近い異った高さの音を同時にふくんでいます。倍音というこの現象は、それらの音の組成の仕方によって楽器の音色を決めるほどの重要な役割を果しています。いわば太陽系惑星に似たこうした一個の音=小宇宙が、更に複数の音、あるいはより多数の楽器や声の連成系へと拡大し、音楽=大宇宙を繰り広げるともいえるのです。シュガーホールに鳴り響く音楽に、時として銀河系大星雲のイメージを呼びおこされることはありませんか? 私たち人間社会もまた、家族という小宇宙から、地域・学校・職場という中宇宙を経て、世界という銀河系に展開している。いわば私たち個々も、さまざまな重力や天体の法則に似た社会のエネルギーのなかに浮動し、生きている星のような存在だという気がします。
さて、1995年の開始。シュガーホールも束の間の祝眠から目覚めなければなりません。
今年の4月以降のモットーは、「足元の宝を堀りおこそう」。
というわけで、一層佐敷町の皆さんの声と想いを、このシュガーホールにこだまさせ、そして再び町へと発信してゆきたいと願ってます。星の光が交信しあうように・・・・。 (琉球大学教授)
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|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008447 |
| 内容コード | G000000657-0009 |
| 資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
| 資料グループ | 広報さしき第210号(1995年1月) |
| ページ | 8 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 佐敷 |
| 発行年月日 | 1995/01/10 |
| 公開日 | 2023/12/06 |