平成六年度産から適応されるサトウキビの品質取引に向けての研修会が、12月15日、町文化センターで行なわれ、サトウキビ農家や関係者の皆さんに新制度の説明がなされました。
町役場と島尻東農協の主催でもたれたこの研修会では、県糖業振興協会事務局長の岸本利憲氏が品質取引についての具体的な内容をまず説明。その後、農家の皆さんからの質疑応答に移りました。
サトウキビの取引は、これまでトン当たり一定額でなされていましたが、今回の新制度では、甘蔗糖度ごとに価格を設定し取引されることになります。
これによって手取り額が減少する農家がでる反面、きちんと肥培管理をすればもうかるという、努力が報われるしくみ。説明を受けた農家の中には、新制度に戸惑いをみせながらも、今後の生産に意気込む農家もみられました。