しいさぁ句会(瀬底月城主宰)の講話会が8月23日午後4時から、町文化センターで開かれました。俳句作法を磨き、学ぼうと参加した皆さんは、前日と午前中の吟行の疲れもみせず、熱心にメモを取り、講話に聞き入っていました。
この日講師をつとめたのは、俳句同人「人」を主宰する進藤一考氏と中島佐渡氏。講話では、俳句づくりの初歩から芭蕉の句の味わい方までが展開され、参加した皆さんの創作意欲をさらに引き出しているようでした。進藤氏は、台風時に訪れた泊港で詠んだ「欠航す外食街に態ん蜂」を題材に、自然とのかかわり、風景の受けとめ方などをわかりやすく説明、肩のこらない俳句講話となっていました。町内においても俳句愛好家がふえる中、今回の講話会はさらに俳句人ロをふやすものとなるような盛り上がり方をみせていました。