戦前まで字津波古で年中行事として行なわれていた「棒マチ」が、45年ぶりに子どもたちによって復活され、8月22日夜、区内で披露されました。
「棒マチ」は、六尺棒を持ち集団で列をつくり、飾りを付けたなぎなたを持つ人の先導で、円形で小走りに走ったり、闘いを始めたりするもの。
演じたのは、つはこ子ども会の小学生60人で、この日のために3週間ほど前から特訓を続けてきました。
今回演じられたのは、津波古に伝わる「ゼーマチ」を子供用にアレンジしたもので、子ども会の世話をする城間泰さんは「子どもたちの取り組みが本格的な『棒マチ』復活のきっかけになるのでは」と話していました。
子どもたちが元気よく「エイッ」「ヤッ」と掛け声を出すと、人垣のできた沿道からは盛んな拍手が湧き起こっていました。