県内での犬の登録件数及び狂犬病予防注射数は、年々増加しています。これは、ペットを飼う方々のマナーが向上してきた結果たといえます。
町内においてもその傾向はみられ、平成2年度の犬の登録頭数は87頭であったのに対し、平成6年度には184頭に倍増しています。しかし、沖縄県環境保健部の調査によると、県内の犬の登録率はまだ50%にもとどかず、全国平均を大幅に下回っているとのことです。
最近、無責任な飼い主による放し飼いの犬や、捨てられ野犬化した犬が増加しています。それにより道ゆくジョガーや幼い子供達が犬に咬まれる等という事件が発生しています。
昨年、町内から捕獲または引き取られた犬の頭数は、74頭ありました。その犬達のほとんどは処分されてしまう運命にあります。
9月20日から26日までは『動物愛護週間』です。悲惨な末路を遂げる犬達が多いという現実に、ペットを捨てていった人達はもっと目を向け、深く反省してほしいものです。
〈かわいい〉と思う気持ちを最後まで!!