尚巴志塾(潮平隆塾長)の「むらおこし学習会」が8月17日夜町文化センターで開かれ、塾生の皆さんへは、講師の話に熱心に耳を傾けていました。
郷土の歴史や文化に対する理解を深め、ふるさとを語れる人を育てようという目的でもたれた今回の学習会では、講師に町文化協会長の宮城鷹夫氏を招いて約2時間にわたって学習がなされました。
「佐敷の歴史と文化」と題して第一尚氏を中心に語られた宮城氏の講話には、歴史のうら話やユーモアも盛り込まれ、その次々と展開するストーリーに塾生の多くは、思わずひきこまれた様子でした。
講話後、感動した塾生の中からは「わが町の英雄である尚巴志を題材にした芝居を、みんなで作れないものか」などとの意見も出されました。
塾生のひとり當真久美子さんは、「これまで尚巴志のことは詳しく知らなかったが、これで少しは他市町村の方にも説明することができるのではないか。講話がおもしろく、もう少し時間をかけて聞きたかった」と感想を述べていました。