第五十五回知念地区少年野球大会が7月9日、10日、17日、町営新開球場を中心に、佐敷町、与那原町、知念村、玉城村、大里村、から18チームが参加して行われました。
屋比久ジャガーズ 2010000 3
奥武スイミー 0100000 1
初々しい力が輝き、ぶつかり合った少年野球大会において本町勢が大活躍しました。本町からは屋比久ジャガーズ、馬天、新開ダイナマイツの三チームが参加、馬天と屋比久がベスト4に進出し、日ごろの練習の成果を遺憾なく発揮していました。馬天は準決勝で奥武スイミーに敗れましたが、屋比久ジャガーズは与那原ユニコンに4対2で接戦をものにして、決勝に進出しました。
決勝戦は、屋比久が初回に平田雄治君と知念正人君のバント安打で二、三塁とし、三番高吉哲也君のセカンドゴロの間にランナーが帰り、まず先制。続いて四番高吉宏記君のスクイズが決まり、二点目をあげました。その後、二回の裏に点を許し一点差につめ寄られましたが、三回表に東恩納盛太君のライトオーバーの一二塁打がとび出し、一番平田勝治君のセンター前タイムリーで三点目をあげ、相手チームをつきはなしました。
その後、投手の好投と、一塁手宮城友春君、二塁手与那嶺浩基君、センター真栄城博崇君、ライト真栄城守寿君などの堅実な守備で守り切り、念願の初優勝を遂げました。
屋比久ジャガーズ創部十五年目にして初の快挙に、創部者の當間和雄監督もニコニコ。今までの苦労も吹き飛んだ様子でした。
當間和雄監督の手記
双子のバッテリー(哲也・宏記)、この二人の活躍なくして優勝は、語れないでしょう。昨年まで、制球に難があり苦しんだ時期があったが、走り込みと共に、制球も良くなった。双子のバッテリーで呼吸もあっており、これから先が楽しみな二人である。
それに、見逃せないのが、キャプテンの平田雄治君と、副キャプテン知念正人君のがんばりである。
この二人は、監督、コーチが不在の時、チームを良くまとめてくれました。最後に、全員がチームプレーに徹し、一点を取るのにどうすべきか、サインプレーがある程度こなせるようになったことも勝因でしょう。伊原・屋比久・外間の子供たちが力を合わせ、大会優勝を成しえたことに関係者の皆様に感謝申しあげます。