蝉しぐれの中、多くの町民が追悼の意を表わして―。6月21日、平成6年度佐敷町戦没者慰霊祭が、佐敷上城町慰霊塔前において開かれました。津波町長はじめ新里町遺族会会長、山城町議会議長が追悼と慰霊のことばを述べ、それぞれ世界恒久平和の創出へ向けての誓いを新たにしていました。
今回は、県が「平和の礎」建設への取り組みを開始するとあって慰霊に訪れたみなさんは新たな感慨を持って焼香しているように感じられました。一般焼香では慰霊塔の前で一心に祈る姿も数多くみられ、参加者は平和の大切さを改めて感じているようでした。