・恋は無常の種 人間は恋をすることによって、もののあわれやはかなさを感じるようになる。いわゆる「物思い」にふけるもとになるということ。 ・書を校するは塵を掃うが如し 書物を校正(誤りを正すこと)するのは、払っても払っても完全になくすことのできない塵のようなもので、まったく誤脱をなくすことはできないということ。校正のむずかしさを表わした言葉。 ・名馬に癖あり 名馬といえるような馬には癖があるように、人間も才能ある者は強い個性を持っている。おとなしいだけでは大したことはできないということ。